SAFe (Scaled Agile Framework)

SAFe®とは

速いペースで技術が進歩し、市場が変化し続ける現代において、ビジネス競争に勝ち残るために、組織が環境の移り変わりに素早く対応することが求められています。

組織のビジネスアジリティを向上させ、Digital Transformation(DX)を実現するための手助けとなるものが、大規模アジャイル方法論「SAFe (Scaled Agile Framework)」です。
SAFeはDean Leffingwell氏が提唱したフレームワークで、現在はScaled Agile, Inc.(以下「SAI社」)によって提供・公開されています。

SAFeはその名の通りフレームワークであり、従来の開発手法のようにITシステムの開発チームだけに焦点を当てたものではなく、ビジネス(業務)及び組織経営(ポートフォリオ)のレイヤーにも適用します。

また、大規模アジャイル方法論の中でトップのシェアを誇り、米国では政府をはじめ、Fortune100に名を連ねる企業のうち既に70%の企業で導入されています。

SAFe®の全体像

SAFeでは、組織体制を3つの層に分割(そのうち、PORTFOLIO・LAEGE SOLUTIONの採用は任意)し、各層においてロール・イベント・成果物とプラクティスを定義します。

  • PORTFOLIO

    経営陣・マネジメント層が、組織の戦略やポートフォリオに基づき、プロダクトやソリューションの企画を行います。

  • LARGE SOLUTION

    ESSENTIAL層だけでは対応しきれない大規模のシステムやプロダクトを開発する場合に、複数のプロダクトを統合して、ソリューションを提供するグループです。

  • ESSENTIAL

    複数のアジャイルチームと、そのチームの集合体であるAgile Release Train(ART)で構成される、SAFeの基本的な組織構造です。
    ARTではプロダクトの開発計画の立案、複数のアジャイルチームを連携させたプロダクトの開発の実行管理、及び、開発されたプロダクトの評価とリリースを行います。
    アジャイルチームは、各チームがプロダクトの一部を分担し、開発を行います。

SAFe®を導入した際に得られるメリット

  • 当事者意識 (ENGAGEMENT)

    自己組織化によって従業員ひとりひとりが当事者意識を持つことで、より幸せで高いモチベーションを持つことになります。

  • 市場への投入時間 (TIME-TO-MARKET)

    Lean-Agileなフレームワークにより、価値を市場により早く提供できるようになります。市場への投入時間は 30~75% 短縮されます。

  • 品質 (QUALITY)

    短い間隔でリリースを行い、ステークホルダーからのフィードバックを得ることで成果物の方向性を見失わず結果として、50% を超える欠陥を軽減することができます。

  • 生産性 (PRODUCTIVITY)

    最も価値のあるものを提供し続けることを重視し、無駄なものを作りません。

SAFe®に関するNTTデータの取り組み

  • SAFe人財の育成
    SPC(SAFe Program Consultant)

    SAFeの導入計画や人財育成のためSAI社はSAFe導入コンサルタントである「SPC(SAFe Program Consultant)」という役割及び認定資格を用意しています。
    APCでは38名の社員がSPCを取得しており、SAFeの提案・導入・運用の支援を行っています。(2020年9月現在)

  • SAI社とのパートナーシップ
    Gold Partner

    2018年6月より、NTTデータは日本の企業で初めて、SAI社の「Gold Partner」となっています。
    SAI社からの個別のサポートや最新情報の早期提供などを受けているほか、SAFeに関するイベント・研修の共催も行っており、SAFeを軸としたお客様のDXを実現するための協力関係を構築しています。

  • GlobalでのSAFeデリバリ体制

    NTTデータグループでは、日本を含む世界14か国のグループ会社に所属しているSPCによるGlobal SAFe Communityを運営しており、SPCを中心に各国のナレッジを蓄積・活用し、お客様のSAFe適用をスムーズに実施可能な仕組みを提供しています。

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